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代表者略歴
私は、ロブスター漁が盛んなメイン州ウィンター・ハーバーで育ち、海洋環境に興味を持つようになりました。その後、日本の母船での調査やルース財団の研究業務を通じ、この25年は日本や中国を拠点に活動を行っています。

2003年、フカヒレ貿易の研究でインペリアル・カレッジ・ロンドンにて博士号(定量的水産科学)を取得いたしました。アジアは漁船団の世界有数の拠点 であり、急成長している海産物市場でもあります。アジアが世界の海洋に及ぼす影響は非常に大きいものの、看過または誤解されがちです。

こうした状況を考え、資源量の評価、違法漁業の推計、トレーサビリティ、漁業ガバナンスなどをテーマに研究を進めています。アジアのみならず世界の水産資源の持続可能な利用に関する理解と対話を深めることに貢献することを目指しています。

2014年6月より、国連食糧農業機関によるABNJ(国家管轄権外区域、通称コモンオーシャンズ)まぐろプロジェクトによる資金援助を受けながら、中西部太平洋まぐろ類委員会に常勤しております。同プロジェクトは数百万ドル規模の5か年計画で、サメ類混獲のテクニカルコーディネーターとして施策立案やアセスメントを担当し、世界の5つの地域のRFMO(かつお・まぐろ類の地域漁業管理機関)と連携しながら太平洋のみならず、世界中で活動を行っております。サメに関するデータの充実、サメの個体数の状況評価、サメやウミガメの保護に向けた効果的な緩和策の検討等に全力で取り組み、各国の科学者や政策当事者と緊密に協力して、科学的根拠に基づく国際的なまぐろ漁業管理を推進しています。この任務では、2018年12月一杯ミクロネシア連邦に拠点を置く予定です。